SSブログ

チャンス?。 [クルマ]

前回の記事で歓喜の歌とともにドイツ車購入を決意したのだが、一般的に言って「安全な乗用車」と言えば真っ先に思い浮かべられるのはスウェーデンのボルボではないだろうか?
私の記憶が正しければ世界で最初にサイドエアバッグを搭載したクルマを発売したのは他ならぬボルボであったと思う。
「SIPS(Side Impact Protection System)バッグ」の名称で装備されたサイドエアバッグの展開写真を見て大いに感心したのを憶えてる。
当時はまだ前面衝突での安全性確保しか法規制されていなかった。
にも関わらず独自に側面衝突と言う新しい段階に踏み込んだボルボの安全性に対する真摯な姿勢とその商品化を実現する技術力に感銘を受けたのだ。
スウェーデン恐るべし。
じゃあボルボ買えばいいじゃん。
という事になるだろうがそうはいかない。
現在日本で買えるボルボはもっとも小さくても2400ccのエンジンを搭載しているのだ。
しかも5気筒である。
直列5気筒やV型8気筒を横置きで搭載するなんて変態チックだ。
ボルボはSIPSボディを実現するためにボディの幅が広くなったようなことを広報しているが、エンジンについて考え直せばあと5センチほど全幅を縮小できるのではないかと個人的に思う。
維持費と駐車場の都合でボルボは見送らざるを得ない。

遅れる事僅か、ドイツのライバル達も次々とサイドエアバッグを搭載してきた。
ボルボに先を越されたもののドイツのメーカーも着実に安全性向上に取り組んでいたのだ。
現在日本に正規輸入されているドイツ車はすべて6つ以上のエアバッグとスタビリティコントロールを標準装備している(オープンカーなど一部のクルマを除く)。
さすがドイツ。ドイツの科学力は世界一ィィィ!
・・・なんてジツを言うとイタリア車もフランス車もみんなそうなのだ。
新車価格が170万円ほどのフィアット・パンダだって安全装備満載なのである。
これは凄い事だ。
日本車に比べて高価なのだから当たり前だろうという声もあろうが、私はそうは思わない。
高価なのにどちらも備えていない日本車がいくらでもあるからだ。
昨年トヨタが「今後発売する全ての乗用車にサイド&カーテンシールドエアバッグを標準装備する」旨を発表したが、これは大いに評価されてヨイ。
ついでにスタビリティコントロール(トヨタの場合はVSC)も全車標準装備にしてもらいたいものだ。
業界トップのメーカーがこうした行動にでるのは大きな意味がある。
安全性に対する要求が高まっている現在、大メーカーに安全性で先行されたらライバル社も追随せざるを得ないからだ。
数年内に日本車はすべてマルチエアバッグを搭載するようになると思う。
トヨタの英断には拍手を送りたい。
・・・うちのラクティスに間に合わなかったのはかえすがえすも残念だが、まぁヨシとしよう。

しかし現時点において中古で買えるクルマで安全装備満載、それも信頼性に問題が無く維持費の面でも何とかなりそうなものとなるとやっぱりドイツ車しかないのだ。
イタ車や仏車も魅力的だが壊れやすいと言うイメージが拭えないし、実際に壊れた時にサービス拠点が近くになかったらお手上げである。
私はクルマ好きだが、多大な労力をクルマにつぎ込むほど若くは無い。
普通に買って普通に乗りたいのだ。
故障自慢なんてしたくはないのである。

と言うのはタテマエ半分、本音半分だ。
若い頃からいつかはドイツ製の実用車を普段の足にしたいと思っていた私は何かと理由をつけてドイツ車を手に入れたいのだ。
降って湧いたチャンスを逃してはならない。
この期を逃したらドイツ車を手に入れる事は永遠に無いだろう。
安全性においてドイツ車が日本車に先行している今でなければ妻を説得できないのだw。

さてドイツ車と言ってもイロイロあるぞ。
何にしよう?
というか何なら買えるだろうか?
中古車サイト巡りが始まった。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:自動車

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。