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楽しいクルマ選び その1。 [クルマ]

むふふ(不気味な笑い)。
実を言うと欲しいクルマはハナっから決まっていたのだ。
中古車サイト閲覧はその追認に過ぎない。
そのクルマの名はミニ・クーパー・エェェェッスッ!
そう英国が誇るスモールカーの復刻版、New MINIである。
Mini-cooper-33-1280.jpg
ああ~。
なんてイカス(うっとり)。

ドイツ車じゃねーじゃん!
そう思ったアナタ、その通りですよw。
英国のエスプリを受け継ぎ英国が誇る勉学の都オックスフォードで生産されている生粋の英国車でアリマス。
シカシナガラ。
考えようによってはMINIはドイツ車でもあるのだ。
ご存知の方も多かろう、ローバーグループはMINIの商標を独BMWに売り渡した。
現在のMINIは英国で生産されてはいるもののBMWの一部門に過ぎないのである。
New MINIは起死回生を賭けたローバーの手によって企画開発されていたが完成間近にしてBMWに買収されたそうな。
じゃあドイツメーカーがオーナーってだけで結局英国車じゃないか。
ふふふ。
早合点イクナイ。
ほとんど開発が終っていたMINIは英国流に「ヤード・ポンド法」で設計されていたのだ。
MINIを世界中で売りまくりたいBMWとしてはこれはヒジョーに都合が悪い。
結局BMWは「メートル法」で設計しなおすと同時に自分達の持てるアイデアと技術を注ぎ込んだ。
BMWにとっては初めて生産するFWD車である。
やってみたい事がたくさんあったであろうことは容易に想像できる。
小型FWDとしては異例ともいえるマルチリンク式リヤサスペンションの採用などがいい例だ。
BMWがドイツ式の仕事に邁進した結果、MINIは価格の割りには大変クオリティの高い製品に仕上がった。
実際に中古車店に足を運んで実車を見せてもらってきたが、8年も前にデビューしたクルマとは思えない。
こりゃタマラン。
欲しい。

実はMINIがデビューした当時、私は全然興味を持っていなかった。
オリジナルMiniにも興味が無かったので「ニュービートルが売れたからって安易にマネしやがったな」くらいにしか思っていなかったのだ。
認識が変わったのは4年ほど前のこと。
シャーリーズ・セロンが出演していることに釣られて映画「ミニミニ大作戦」を見たせいだ。
「ナニコレ、MINIってこんなにカッコ良かったっけ?」
映画の中のMINIは街で見かけるMINIと違っていやにカッコ良い。
気になってMINIのサイトで調べてみると、映画の中のMINIはオプションのエアロダイナミックパッケージと17インチ・アルミホイールを装着している事が分かった。
うーん。凄く欲しいゾ(なんて影響されやすいんだ)。
息子も興奮して見ていた。
「みにみに~!かわいー。うちのくるまもみにみにだったらいいのにー」
でも高くて買えないのだ。
息子よすまない。不甲斐ない父を許しておくれ。
父子の会話は聞く者の涙を誘ったと言う(ウソ)。

そのMINIが手の届く価格で出回っているのである。
これは興奮するでしょー。
もちろん安全装備充実。
6エアバッグとDSC(スタビリティコントロール)を備えている。
スーパーチャージャーが付いて170馬力なんて素敵過ぎます。
6速ATまで備えて文句無し。

よしよし。
断固MINIを買うぞ!
後席は狭いがそれがどうした。
私が息子の年齢だった頃、家のクルマは2シーターのフェアレディZだった。
それに比べたら後席なんてあるだけマシだ。

息子よ喜べ!
「えーみにみに~?エルグランドがいい~」
この裏切り者が!

しかしそんなことでひるむ私ではない。
息子の冷たい視線が背中に刺さる中、保険屋W氏に電話してMINIを探してもらうようお願いしたのだった。

ミニミニ大作戦

ミニミニ大作戦

  • 出版社/メーカー: 角川ヘラルド・ピクチャーズ
  • メディア: DVD










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