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稚内の夜。 [お出掛け]
ワタクシメ海鮮が結構苦手です。
稚内で安い宿を探すと、夕食も朝食も海鮮尽くしという所が多いのです。
船盛りとか出されたらまず半分は食べられないネタですし、海鮮鍋とかマジ勘弁してくださいって感じです。
それでありきたりな朝食バイキングにありつける全日空ホテルを選びました。
夕食までホテルで取ると予算オーバーしてしまうので、市内に何か食べに行くことに。
ネットで検索していたらロシア料理のお店が見つかりました。
海の向こうはサハリンですし、市内にはロシア人船員がウロウロしていたりします。
これは食べてみるしかないでしょう。
ホテルからは１㎞ほど離れていますが、散歩がてら３人でたらたら歩いて行く事にしました。
ここでSONYのナブユーNV-U35の「徒歩モード」を初めて使ってみました。
結構面白いです。
ですが、ポケットに入れたりすると内臓の電子コンパスが目を回してリルートしまくる事になるので、なるべく平行を保って手で持ち続ける必要がありました。
稚内港に沿って歩いたので道路に漁船が横付けされていたりしてビビります。
いきなり岸壁ってなんか落っこちそうで怖いですね。
目指すお店は稚内副港市場という商業施設にあります。
ナビに従って歩いていくと副港市場に着きましたが何か薄暗くて人影もまばらです。
「まさかお盆で休み？」
と焦りましたが、何のことはありません、裏口に案内されていました。
表に回ると明るくて良い感じです。
表は屋台村になっていて飲食店が立ち並び、どのお店からも美味しそうな匂いが漂ってきています。
お目当てのロシア料理店「ペチカ」を見つけて早速入りました。
ロシア料理はピロシキとボルシチしか知らないので一番安いコースを２人前と保険に普通のピザを１枚注文します。
せっかく車を置いて歩いてきたのですから、ビールも飲んじゃいましょう。
ロシアのビール「バルティカ」です。
ラベルに「3」とありますが、１から９まであり、数字が大きくなるほどアルコール度数も上がるそう。
このお店には３と９がありましたが、普通の度数の３を選びました（「9」だと8％だそうです）。
麦芽とホップだけで作られた本物のビールですね。
喉越しスッキリで美味しいです。
日本人好みのビールだと思います。
料理が次々運ばれてきます。
ビーツ（甜菜）のサラダとピロシキ。
ビーツは甘味があって美味しいです。
ドレッシングまたなんとも爽やかで大変に美味なサラダでした。
ピロシキは油で揚げたのではなくて焼いたものです。
素朴な味で毎日でも食べられそうです。
「舌に合わなくてもブログネタになればいいや～」
そんな気持ちで訪れたロシア料理店でしたが、のっけから想像以上に美味しくて感動してしまいました。
以降、ペリメニという水餃子のような料理、定番のボルシチ、豚肉を串焼きにしたシャシリークが出てきました。
どれもシンプルな味付けで素材の良さを存分に引き出していたと思います。
スパイスとハーブの使い方が絶妙なんですね。
日本人向けにアレンジされているのかもしれませんが、ロシア料理というものは非常に繊細で好ましいと感じました。
食べるのに夢中で写真はもう無いんです。
アシカラズ。
ロシア人の女将さんが切り盛りしているのですが、女将さん、手が空くとギターを抱えてロシア民謡を歌いだします。
異国情緒が手軽に味わえますね。
注文した料理は2.5人前くらいですが、３人で食べてお腹いっぱいになりました。
ここの料理は脂肪が少なくてヘルシーです。
胃腸が弱りつつある私が存分に食べて飲んでも胸焼けも起こさなければゲップも出ませんでしたから。
すっかりロシア料理ファンになってしまいました。
腹ごなしにまたフラフラ歩いてホテルに戻ります。
ホテルの向かいの公園では盆踊りが開催されていて楽しげでした。
車で一気に走り抜けてしまう旅も良いですが、こうして歩き回るのも捨てがたいですね。
ホテルの近くには北海道遺産に選定されている北防波堤ドームがあります。
ドーム型の防波堤で400ｍ以上続いています。
昭和初期に建造されたそうです。
エンタシス風の柱がずらりと並ぶ様は圧巻でした。
ドームの下は風雨が凌げるのでミツバチ族にとっては恰好の野営地です。
何台ものバイクや自転車と一人用テントが並んでいました。
こういう光景を見ると自分もテント持って旅立ちたくなってしまいますね。
全日空ホテルの最上階はオーシャンビューのバーになっています。
深夜、子供が熟睡しているのを確認して妻と二人でコソコソと行ってみました。
うふふ～、たまにはこういうのも良いんじゃない。
が、
ラストオーダーにギリギリ間に合いませんでした・・・（丁重にお断りされました）。
全然悔しくない。
いや、稚内の夜景なんて大したことないですし！
夜の稚内港なんて真っ暗ですし！
そもそもオシャレなカクテルとかあんまり興味ないですし！
｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ｳｴｴｪｪﾝ
オシャレに飲んでみたかったよう～。
隙間からチラっと覗いた夜景は結構綺麗でした。
部屋に戻ってしかちゃん抱いてフテネです。
ロシアビールamazonでも売ってた～。
稚内で安い宿を探すと、夕食も朝食も海鮮尽くしという所が多いのです。
船盛りとか出されたらまず半分は食べられないネタですし、海鮮鍋とかマジ勘弁してくださいって感じです。
それでありきたりな朝食バイキングにありつける全日空ホテルを選びました。
夕食までホテルで取ると予算オーバーしてしまうので、市内に何か食べに行くことに。
ネットで検索していたらロシア料理のお店が見つかりました。
海の向こうはサハリンですし、市内にはロシア人船員がウロウロしていたりします。
これは食べてみるしかないでしょう。
ホテルからは１㎞ほど離れていますが、散歩がてら３人でたらたら歩いて行く事にしました。
ここでSONYのナブユーNV-U35の「徒歩モード」を初めて使ってみました。
結構面白いです。
ですが、ポケットに入れたりすると内臓の電子コンパスが目を回してリルートしまくる事になるので、なるべく平行を保って手で持ち続ける必要がありました。
稚内港に沿って歩いたので道路に漁船が横付けされていたりしてビビります。
いきなり岸壁ってなんか落っこちそうで怖いですね。
目指すお店は稚内副港市場という商業施設にあります。
ナビに従って歩いていくと副港市場に着きましたが何か薄暗くて人影もまばらです。
「まさかお盆で休み？」
と焦りましたが、何のことはありません、裏口に案内されていました。
表に回ると明るくて良い感じです。
表は屋台村になっていて飲食店が立ち並び、どのお店からも美味しそうな匂いが漂ってきています。
お目当てのロシア料理店「ペチカ」を見つけて早速入りました。
ロシア料理はピロシキとボルシチしか知らないので一番安いコースを２人前と保険に普通のピザを１枚注文します。
せっかく車を置いて歩いてきたのですから、ビールも飲んじゃいましょう。
ロシアのビール「バルティカ」です。
ラベルに「3」とありますが、１から９まであり、数字が大きくなるほどアルコール度数も上がるそう。
このお店には３と９がありましたが、普通の度数の３を選びました（「9」だと8％だそうです）。
麦芽とホップだけで作られた本物のビールですね。
喉越しスッキリで美味しいです。
日本人好みのビールだと思います。
料理が次々運ばれてきます。
ビーツ（甜菜）のサラダとピロシキ。
ビーツは甘味があって美味しいです。
ドレッシングまたなんとも爽やかで大変に美味なサラダでした。
ピロシキは油で揚げたのではなくて焼いたものです。
素朴な味で毎日でも食べられそうです。
「舌に合わなくてもブログネタになればいいや～」
そんな気持ちで訪れたロシア料理店でしたが、のっけから想像以上に美味しくて感動してしまいました。
以降、ペリメニという水餃子のような料理、定番のボルシチ、豚肉を串焼きにしたシャシリークが出てきました。
どれもシンプルな味付けで素材の良さを存分に引き出していたと思います。
スパイスとハーブの使い方が絶妙なんですね。
日本人向けにアレンジされているのかもしれませんが、ロシア料理というものは非常に繊細で好ましいと感じました。
食べるのに夢中で写真はもう無いんです。
アシカラズ。
ロシア人の女将さんが切り盛りしているのですが、女将さん、手が空くとギターを抱えてロシア民謡を歌いだします。
異国情緒が手軽に味わえますね。
注文した料理は2.5人前くらいですが、３人で食べてお腹いっぱいになりました。
ここの料理は脂肪が少なくてヘルシーです。
胃腸が弱りつつある私が存分に食べて飲んでも胸焼けも起こさなければゲップも出ませんでしたから。
すっかりロシア料理ファンになってしまいました。
腹ごなしにまたフラフラ歩いてホテルに戻ります。
ホテルの向かいの公園では盆踊りが開催されていて楽しげでした。
車で一気に走り抜けてしまう旅も良いですが、こうして歩き回るのも捨てがたいですね。
ホテルの近くには北海道遺産に選定されている北防波堤ドームがあります。
ドーム型の防波堤で400ｍ以上続いています。
昭和初期に建造されたそうです。
エンタシス風の柱がずらりと並ぶ様は圧巻でした。
ドームの下は風雨が凌げるのでミツバチ族にとっては恰好の野営地です。
何台ものバイクや自転車と一人用テントが並んでいました。
こういう光景を見ると自分もテント持って旅立ちたくなってしまいますね。
全日空ホテルの最上階はオーシャンビューのバーになっています。
深夜、子供が熟睡しているのを確認して妻と二人でコソコソと行ってみました。
うふふ～、たまにはこういうのも良いんじゃない。
が、
ラストオーダーにギリギリ間に合いませんでした・・・（丁重にお断りされました）。
全然悔しくない。
いや、稚内の夜景なんて大したことないですし！
夜の稚内港なんて真っ暗ですし！
そもそもオシャレなカクテルとかあんまり興味ないですし！
｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ｳｴｴｪｪﾝ
オシャレに飲んでみたかったよう～。
隙間からチラっと覗いた夜景は結構綺麗でした。
部屋に戻ってしかちゃん抱いてフテネです。
- 出版社/メーカー: バルティカ・ブリューワリー
- メディア:
ロシアビールamazonでも売ってた～。
自分も中国のロシア国境の町、ハルピンでロシア料理を食べました。結構美味しいですよね。奥様、息子さんも喜ばれた様子。家族孝行おつかれさまでした！
by ぽりぽり (2011-08-20 00:06)
そちらならではのロシア料理、本格的ですね。
でも海鮮が苦手とはもったいない。
by moumou (2011-08-20 02:36)
ももんがさんは海鮮ダメなんですね。
せっかく北海道に居ってですのに（笑）
by Fuel (2011-08-20 08:14)
海鮮おいしいのに。 北海道にいるのにもったいない気がします。
が、オイラはいくらとか卵系はダメでして＾＾；
ロシア料理も本格的ですね。 美味しそうです。
by nabe (2011-08-20 08:31)
楽しそうな記事でした～。
ロシア料理がそんなに美味しいとは知りませんでした。勝手なイメージで脂っこい感じかと...。寒い国なので(^-^;
ホテルのバーは残念でしたね。
by のろ (2011-08-20 11:51)
ぼくも海鮮は苦手なので、同じようなホテル選びをしてしまいます。
最近食べられるようになっては来たのですが、ホテルや旅館だと相応の値段出さないと、本当に酷い物出される事が多くて閉口してしまいます。
地元の人が行くような居酒屋とか、レストランとかの方が、はるかにリーズナブルで美味しい物が食べられますよね。
by soraneko (2011-08-20 14:54)
ああビックリした～。
部屋に戻ってかあちゃん抱いてフテネです……って読んでしまった。（汗）
おまけに店の看板が『ヘチカ』、ロシア語だと思ったらペチカだったのね。（笑）
最北端の碑、凄い防波堤、美味しい料理とビール、行ってみたくなりました。
復路の記事も楽しみで～す。
by GG233334 (2011-08-20 16:07)
ぽりぽりさん。
ありがとうございます。
ハルピンの方が陸路で食材が届いて、より本場なロシア料理が楽しめそうですね。
予想外の美味しさにロシア行ってみたくなりました。
by ももんが (2011-08-20 21:20)
moumouさん。
いくらロシアに近いと言ってもロシア料理はあまり知られていません。
良い経験できました。
北海道にお越しの際はゼヒ。
by ももんが (2011-08-20 21:21)
Fuelさん。
ウニ丼は好きですよ～。
まあ滅多に食べられませんが。
北海道に来た頃は食に興味なかったんですよね～。
by ももんが (2011-08-20 21:24)
nabeさん。
これでも好き嫌いは減ったんですよ～。
学生の頃は刺身食べられませんでしたから。
まあ、北海道は海鮮以外にも美味しいものがたくさんあるので全然OKです。
ロシア料理最高でした。
by ももんが (2011-08-20 21:28)
のろさん。
私もロシア料理は脂っこくてくどいものだと想像していました。
実際には凄く繊細で上品な味付けでした。
ホテルのバーは縁が無かったと言うことで・・・。
by ももんが (2011-08-20 21:30)
soranekoさん。
そうなんですよ。
海鮮って当たり外れ大きいですよね。
安宿で海鮮尽くしを出されたら鮮度の悪いものばかりで生臭かったりしますよね。
あるいは観光客をなめきったぼったくり価格か・・・。
やっぱり地元の人が集うお店がいいですよね。
今回は本当に「当たり」でした。
by ももんが (2011-08-20 21:33)
GG233334さん。
しかちゃんですよしかちゃん（笑）。
看板どうみても「ペ」の〇がないですよね～。
稚内は普通に街なんですが、見所が多くて結構楽しめました。
今回は行きませんでしたが高台にある稚内公園からは市街が一望できますし。
もっとゆっくり過ごしてみたいです。
by ももんが (2011-08-20 21:38)
ロシア料理といえば私もボルシチとピロシキくらいしか知りませんでした。意外と日本人の舌にも合うようですね。機会があれば食べてみたいです。
このように良いお店巡り合えるのは嬉しいですね。
by とも (2012-02-06 23:28)
ともさん。
今思い出しても美味しかったです。
札幌にもロシア料理店があるのですが少々お高くて行けずにいます。
by ももんが (2012-02-09 19:16)
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