自転車は完成したし、インフルで寝込むしでネタがありません。
震災がらみで言いたい事はたくさんあるのですが、どうにも感情的になってしまいそうなので触れないでおこうと思います。
そこで。
バーテープについてつまらない事をつらつら書いて行こうかと思います。
今回使ったのはFizik MicroTex Bar Tapeです。
実物を見た事も無いのにwiggleで注文しました。
なんかFizikって格好良いと思ったから。海外通販厨極まれりです。
ただ、フィジーク製品は内外価格差が小さいので海外通販で入手する旨みはあまり無いと思います。
このバーテープも国内定価より100円くらい安いだけでした。
中身はこんな感じ。
パンチング加工されたテープですが両端はパンチングなしで平滑です。
巻き始めを綺麗にする為でしょうか。
仕上げ用のテープのロゴがいい感じです。
表面の拡大写真。
なんかほとんど本革のような質感です。
裏面。
裏もほとんど本革のような質感です。
手触りも本革っぽいです。
これまでスポンジっぽい材質(コルクリボン)の物しか使った事が無いのでこの質感にはびっくりしました。
別に高価ではないのに高級感が凄いです。
マイクロテックスという名前からマイクロファイバークロスのようなふんわり柔らかいような素材を想像していたのですが、全くもって見当違いでしたね。
人工皮革だったのです。
考えて見れば天然皮革の構造はコラーゲンの微細な繊維が不織布のように絡み合ったものです。
そのコラーゲン繊維をマイクロファイバーに置き換えれば天然皮革と同じ構造の人工皮革が出来るのですね。
技術の進歩って凄いですね。
このテープを「これ本革だよ」って渡されたら何の疑いもなく信じたと思います。
手触りも外見も私の感覚では極上です。
ジェルリボンやコルクリボンに比べるとクッション性が低いのと伸びないので巻きにくいと言えば巻きにくいですが、今後バーテープはこれ1本で行こうと思うほど気に入りました。
巻いた所。
濡れたような艶があって非常に良いです。
手触りもしっとりしていてイイです。
クッション性が足りないと思う向きには
こういうバーテープに巻き込むバーゲルも用意されているんですね。
機会があったら試してみたいと思います。