ヘッドパーツの調整。

これまでロクにロードバイクで走りこんでいなかったくせに、急に走るようになったもんだから背中や首周りの筋肉が張ってツライ。
春先にハンドルを下げすぎて隠れ肩凝りになり、慌ててハンドルを高くしたは良いものの、ヘッドの締め付けが甘くて自転車屋さんのお世話になったのは既報の通り。
走りこんでみると鍛え方の足りない私にはまだハンドルが低いようだ。
最近またヘッドのガタが気になるようになってきたし、思い切って再び分解してみた。

「ロードバイク・メインテナンス・マニュアル」なんて本などを見ると、ヘッド調整ボルトの締め付けは「六角レンチでくるくる締めていって手応えが重くなったところから1/8回転締め込んで様子をみましょう」などと書いてある。
しかし私のアンカーはそれでは全然足りない。

どぅわらっしゃぁぁぁ！

ってなくらいマックスパワーを振り絞って閉めこんでも今ひとつガタが出る。
自転車屋さんのオヤジさんも長いレンチでギュウギュウ締めていた。
「ひょっとして何かオカシイのか？」
疑問に思ったのでヘッドキャップを外してよく見てみると・・・。

フォークコラムの頂点とコラムスペーサーの頂点との隙間が２ｍｍくらいしかない。
これではいくらアンカーボルトを締めてもキャップがフォークコラムに接触してしまって適正なテンションが掛からないではないか。
おかしいな。
購入した時も、自転車屋さんで締め直してもらった時もガタは無かったのだが・・・。
もしかして乗っているうちにコラムスペーサーってのは圧縮されて薄くなってしまうものなんスかね？

悩んだ末、コラムスペーサーを１枚買ってきた。

TIOGA（タイオーガ）のカーボンスペーサー10mm。
税込みで３８０円。

元から付いていた薄いスペーサーを外して、これを組み付けてみると・・・。

フォークコラムとの隙間が7mmくらいに。
改めて教本通りに締め付けていくと、ウソの様にガタが無くなった。
そんなバカな・・・ってなくらいに効果覿面である。


元々付いていたスペーサーとは外径が違うのでちょっとだけ段差があるが、まあＯＫ。

これで（多分）適正なポジションも取れたし、ヘッドのガタも無くなった。
それは良いのだが、何故スペーサーが縮んだのかは謎のままである。
マア安く解決出来てメデタシメデタシ。
雪が降るまでガンガン乗ります。

FSA カーボンスペーサー 5mm 1-1/8インチ用

• 出版社/メーカー: FSA
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