早いもので我が家にクロスポロがやってきてから1ヶ月が過ぎ去ってしまった。
あっと言う間である。
「乗らない生活」を心掛けているためもあって、走行距離はさっぱり伸びずまだ150kmほどだ。
その割にはクロスポロにすっかり馴染んでしまった。
長年付き合っている愛車のように感覚が合う。
車両感覚が掴み易い上に挙動が自然で運転しやすいからだろう。
シートとステアリングの調整代が大きくポジションがバッチリ決まるのも大きい。

前車ラクティスが納車された時は馴染むまでに半年近く掛かった。
小さな軽自動車からの乗り換えと言う事情もあったが、鼻先が掴みづらくポジションも決まらず操縦系も自然さに欠けていた。
道具としては良い車だったが、相棒としてはちょっとなぁ・・・。
比べてみるとクロスポロの作り込みの良さがよく分かる。
フォルクスワーゲンAGは真面目なクルマ好き集団なのだなと。

懸念していた左手ウィンカーにもすっかり慣れた。
ただしワイパーを動かそうとしてウィンカーを点けてしまうことは未だにある。
身体が完全に欧州流になるにはもうちょっと時間が掛かりそうだ。

さてクロスポロのウィンカーレバーだが、ジツに素っ気無い。

操作するには何の問題も無いのだが、もうちょっとこう色気と言いますかネェ・・・。
先端に滑り止め加工をするとか、MINIのように洒落たデザインのレバーを採用するとかしてくれたら印象が違うと思う。
動的質感ももう一頑張りして欲しいところだ。
レバーを操作した時のの感触の良さでは国産コンパクトと同程度かやや劣るくらいである。
フォルクスワーゲンとしてはボトムレンジの車種だが、日本では新車価格245万円のちょっと高級なコンパクトカーになるのだからして、オーナーとしてはもう少しばかり高級感を求めたい。
マアそのうち、この操作感が自分にとってのスタンダードとなってしまうのだろうけれども。

なれたと言いつつ、先日信号待ちをしていた時の事。
フロントガラスが泥跳ねで汚れていたのでウィンドウウォッシャーを使おうとして思いっきりウィンカーレバーを引いてしまった。
前に止まっていたいかにもガラの悪い人が乗っていそうな白いセルシオにパッシングを浴びせてしまいますた。
相手にされなくてほっと胸を撫で下ろしたのだが。
いやいや冷や汗が出ましたね。
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