憶えておいででしょうか?
我が家のエコマシンことARAYAハンディダック。
通勤に買い物にと酷使する事9年。
20インチの小径ゆえ、折り畳んで物置に放り込むにはピッタリ。
前後フルサスペンションで不整路でも乗り心地が優しい。
頑強なアルミフレームは一生使えそう。

シカシナガラ。

頑強に作りすぎたのか見た目に反してかなり重い。
15キロ以上ありそうだ。

2セット目のタイヤ(もちろんドイツのシュワルブ)が磨り減ってボーズ寸前。
サドルも磨り減って2つ目だし、ブレーキシューも2セット目だ。
そうそう、アルミのシートポストが走行中にポッキリ折れたのには驚いた。
よく転倒を免れたものだ。
また折れたら嫌なので重量は嵩むがスチール製の安物に交換した。

リヤサスのショックは完全に抜けてしまってただの「筒」に成り下がってしまっている。
新品のショックを取り寄せようとARAYAにメールをしたのだが古い車種ゆえ在庫がストックが無いと言う。
部品メーカーなどにも問い合わせてくれたのだが、どうにも見つからなかった。
サイズが特殊なので汎用品は付かないしオーダーする金も無い。

購入時にはグリップ式のシフターが装備されていたが、2年で真っ二つに割れて変速できなくなった。
同じ物の新品に交換したがやはり2年で割れた。
思い余ってシマノのレバー式に交換して以来5年、ストレスフリーで変速してくれている。

ブレーキワイヤーの取り回しが悪く、リアブレーキ用のアウターチューブに水が入り易い。
念入りにグリスアップしても半年で錆び付いて動かなくなってしまう。
春に新品のワイヤーを取り付けても秋には固着しており、そのまま冬眠というのが毎年のパターン。

その他、各部の軋み音が大きくなっており、漕ぐ度にギシギシうるさい。

ARAYAの意気込みや善し!
今見てもユニークな自転車であり、買ってよかったと思う。
しかしフォールディングバイクの経験が浅かったのか、細部の作り込みはイマイチだったと思われる。
すでにARAYAは完成車製造からは撤退したようだが、メインフレームが秀逸なだけにマイナーチェンジを繰り返して煮詰めて欲しかったなぁと言うのが正直なところ。

さて、これだけ乗り倒したのだから乗換えを検討してもいいだろう。
ふふふ。
物欲って素晴らしいですなぁ。

8インチ超軽量携帯折り畳み自転車【A-bicycle】

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