便りが無いのは無事の知らせ。
というわけではありませんがSTRIDAも元気です。

毎日片道5㌔ちょっとの通勤に耐え、休日にも買い物の足にがんばってくれています。
買う時には「こんなキワモノ耐久性大丈夫だろうか」と結構心配しましたが、1シーズン酷使しても1回パンクしただけでトラブルフリーです。

ですが最近ブレーキの遊びが大きくなってきました。

メカニカルディスクブレーキが付いているのですがブレーキワイヤーを調整しても効きが良くなりません。
パッドが摩耗しちゃったのかな〜2000㌔くらいの走行でパッド交換だと痛いな〜などと考えながらパッド交換について検索してもめぼしい記述が見つかりません。
って言うか、毎日メインの足に酷使している人自体あまりいないようです。
幸い、amazonで純正ブレーキパッドが売られていました。

STRIDA LT用 純正ディスクブレーキ用パッド

  • 出版社/メーカー: GS JAPAN
  • メディア: その他


が、1ペア1080円+送料とかなりお高い。
ちょっとシャクですな。
strida brake pad replaceで検索してみましたら、
”hayes MX2/MX3/SOLE pads are compatible with strida brakes. Officially”
という記述を見つけまして。
一緒に掲示されていた画像を見ると形もソックリです。
Chain Reaction Cyclesで1ペア750円で売っているのを発見。
運の良い事に送料無料キャンペーンの最中だったので2ペア買ってみました。

Clarks Hayes So1e-MX2-MX3-GX2 Disc Brake Padsなる商品です。
organicとsinteredの2種類があってなんのこっちゃと思いましたが、sinteredは制動力が強いいわゆるメタルパッドの事でした。
STRIDAのブレーキは効きが強過ぎるくらいだと思っているので安い方のorganicにしました(しかも今見たら値下がりしててショック)

気を取り直して交換してみましょう。
使う工具は3つだけ。

2ミリと5ミリの六角レンチとラジオペンチだけです。

まずはブレーキキャリパーをフレームから外します。
ついでにワイヤーも外します。
宙ぶらりんで作業しているのはエンドキャップを外す手間を惜しんだからです。

2ミリレンチでイモネジを緩めます。
そしたら5ミリレンチでキャリパー内側のシリンダーを緩めます。

これでパッドの間隔が広がるのでパッドの頭の突起をラジオペンチで摘んで引っこ抜きます。

キャリパーの内側に磁石があってくっついているのでピンセットだとちょっと取れないかも。

新旧パッドの比較。
上の2つが外した純正、下の2つが新品のClarksです。

CRCで買ったClarksのほうがほんのちょっと小さいようです。

逆の手順で組み付ければOK。
以外と簡単でした。

キャリパー内側のシリンダーを締め込んで行ってパッドとローターの間隔を最小限にします。

イモネジを締め込んで固定したらケーブルを張り、アジャスターでテンション調整をしてキャリパー外側のパッドとローターの間隔を調整したら終わりです。
キャリパー自体がパッドのトーインが出るように作られているのですね。
ロードバイクのブレーキシュー交換よりも簡単かもしれません。

で、ここまでやって初めて機械式ディスクブレーキの構造を理解したのですが、キャリパー内側のパッドを頻繁に調整してローターとの間隔を最小限に保たないといけないのですな。
ワイヤーを調整するだけだと外側のパッドしか動かず、片効きを解消出来ないのですね。
ワタクシメ、勝手にピンスライド式だと思い込んでおりましたがキャリパー外側のパッドがローターを内側のパッドに押し付けるという単純な構造なんですな。

改めて外したパッドをよく見てみると全然摩耗していません。
ちゃんと内側のパッドを調整していれば交換しなくても良かったのですwww
後輪のブレーキをきっちり調整したらちゃんと効くようになりました。
こりゃアレですよ、1万キロは持つんじゃないですかねwwwww
2セット買っちゃって、もう1セットの出番がくるのは何年先になることやら・・・。
これならパッド交換した人がなかなか見つからないのも道理です。
海外通販で得したつもりが必要の無い出費をしてしまっておりました。
汗顔の至りでゴザイマス。
いやもう色々と本当に良い勉強になりました。

交換後1週間くらい乗っていますが変なガタも出ませんし、制動力も純正と遜色ありません。
一安心です。



本体値上がりしてますね〜。