気を取り直してクロスポロでレッツゴー!
クロスポロを買ってから初めての高速道路。
民主党のインチキマニフェストの結果、一部区間が無料なので片道1000円だった。
本州では週末の高速道路は大渋滞しているようだがコチラ北海道は一般道でもそれなりに飛ばせるので高速はガラガラ。
快適なドライブを楽しめた。
美唄と言えば
焼き鳥。
学生の頃に美唄焼き鳥の味を憶えて以来の大ファンなので一度本場で食べてみたかったのだ。
地方局の番組で見た有名店へ向かう。
美唄市の中心部にあるはずなのに、ナブ・ユーの案内通りに走っていったらどんどん山の中に入ってしまい最後は砂利道で行き止まり。
なんでやねん!と行き先を設定しなおすと今来た道を戻って正しく案内してくれた。
前日にルート設定した2つの目的地の順番を後で入れ換える操作をした為に混乱したのだろうか。
冷や汗かいた。
コチラが「たつみ」と言う焼き鳥屋さん。
そしてこれがお目当ての美唄焼き鳥である。
鳥のモツがランダムに刺さってくる。
味付けは塩胡椒のみ。
実に美味い上に1本84円と大変にリーズナブル。
でも出てくるまでどの部位が来るか分からないので内臓系が苦手な人はチャレンジしにくいかな。
そう言う方は同じ値段の「精肉」を頼むといわゆる鳥串が食べられる。
味付けはやはり塩胡椒。
あと間に刺さっているネギが長ネギでなく玉ネギなのも美唄焼き鳥のポイントですな。
ランチメニューの鳥そばセット。
これにモツか精肉の串が2本付いて700円。
美唄焼き鳥の店のソバは鳥でダシを取っているのでツユが濃厚で美味い。
ソバの上にモツを乗せてモツソバにすればまた格別だ。
追加でモツ串を5本頼んで大いに味わってきた。
妻子は「ナンコツ」がなくて不満そうだったが、夜の居酒屋タイムなら部位ごとに注文出来るそうで。
この辺は地元の人のお楽しみですな。
前置の筈の焼き鳥で長くなってしまった。
改めてアルテピアッツァへ。
アルテピアッツァ美唄というのは閉校になった小学校を利用した芸術広場。
有名な彫刻家、安田侃氏(美唄市出身)の作品が数多く展示されている。
入場無料なので一度行ってみたかった(芸術を解さないくせにな)。
これが正門かな?
広大な敷地に数々のオブジェが点在する。
・・・よく分からん。
多くは大理石を彫刻したものだろうが、鉄板を溶接して丸く成型した物なんかもあった。
触ったり座ったりしてもOK。
敷地は適度に起伏があって散歩にも良さそう。
秋の行楽シーズンなのに人が全然いないのだが大丈夫なんだろうか・・・。
小学校の校舎がそのままギャラリーになっている。
昭和の香り漂う昔懐かしい木造校舎。
美唄に限らず、空知には炭鉱で栄え、今は衰退し切っている自治体が多い。
財政破綻した夕張は全国で有名になったが、他の自治体も似たり寄ったり。
何とか町興ししたいと躍起なんでしょうな。
微力ながら応援したいと思います。
この校舎、2階はギャラリーだが1階は現役の幼稚園。
小学校が廃校なのに幼稚園は存続できるの?と不思議に思う。
地域再生に成功したのだろうか。
それにしてもこんな素敵なロケーションで遊べる幼稚園児達は羨ましい。
校内の様子。
展示は小規模だが、校舎自体が注目に値すると思う。
非常に居心地が良かった。
散策の後は敷地内の喫茶店「カフェ・アルテ」へ。
雰囲気良いです。
カウンター席は窓に面しているので彫刻を見ながらコーヒーを楽しめる。
アイスコーヒーは水出しのダッチコーヒー。
一杯600円もするのはワープア一家には痛い出費だが、それだけの価値はあると思う。
苦味のスッキリしたコーヒーは大変に美味でした。
アップルタルトもオススメ。
のんびりした時間を楽しんで、駐車場に戻ると・・・。
ミニバンなど大きなクルマが幅を利かせる昨今、珍しい事にコンパクトカーがズラリ。
新旧パッソの揃い踏みだ~と思ったら旧型の方は希少(?)なダイハツ・ブーンだった。
和むわ~。
帰り道の光景。
1000円をケチって一般道をのんびり行く。
ガラガラでヤンス。
これだものわざわざ高速を利用しなくても良いんだよなー。
秋の休日を堪能した1日でした。