記事中にあるとおり、レクサスとしては初めての「ハイブリッド専用車」であるHS250hが発売された。
トヨタはお得意の技術を持ってして、ハイブリッド・フルライン化を目指したいのだろう。

プリウスやインサイトのような如何にもハイブリッド車な形ではなく、普通のセダンの形をしたハイブリッドカーを求める声は大きいのであろう事は想像出来る。
既に北米ではカムリ・ハイブリッドが販売されている事だし、国内でもと。
そこへ高級車としてのレクサスのエッセンスを加えて売り出せばコレはもうバカ売れ・・・となりますかどうか。

何せカッコワルイ。

雑誌でスパイフォト(あるいは意図的にリークしたものか?)を見た時から、「まさかこんなクルマを売り出しはすまい」と思っていたのだが、そのまさかで本当にスパイフォトそのものの姿で発売されてしまった。
真っ当なセダンに何処と無くプリウスっぽいアクセントが加えられ、デザインが破綻しているように見える。
フロントグリルもイタダケナイ。
「レクサスのハイブリッド」である事を強調したかったのだろうが、鏃をイメージした他のモデルのグリルの方がグッとくる。
「L-finesse」は何処へ行ったのだ。
他のレクサスモデルと同様、上品でスポーティな路線ではいけなかったのか。
現在プリウスに乗っている人達が「いつかはHS!」と憧れるようなクルマを送り出して欲しかった。

マア、私にゃ逆立ちしたって買えやしませんがニィ。

ところで。
噂だとトヨタはいつでもピュアEVを発売出来るだけのノウハウを既に持っているのだとか。
発売しないのは、ハイブリッド技術に投資した分をまだ回収出来ていない事と、インフラが整っていないからだと言う。
他のメーカーが必死こいてEVを発売、行政がインフラ整備に着手。
一般の人々が「次の車は電気自動車にしようか」などと思い始めたら満を持して発売するつもりなのか。
本当のところは私などには知る由も無いのだが。

それにしてもHSはカッコワルイゾ。
買えないヒガミでヤンス。