去年給食費は払っていませんと書いた。
自治体から公式に「貧乏」と認定されたので支払いを免除されたのだと。
今日、妻と来年度の就学援助申請について話していたところ、大変な勘違いに気が付いた。

払っていました!給食費払っていましたよ!

就学援助の認定を受けて給食費を免除されたと思い込んでいたのだが、それは間違い。
我が家は毎月キッチリ給食費を納めていたのだ。
そして援助の一環として教材費などが免除され、給食費に匹敵する額が定期的に支給されるというシステムだった。
我が家では月々数百円を負担するだけで済む。

こういった事務手続きの類を妻にまかせっきりでいたのが勘違いの原因だ。
父親として大いに反省しなければナリマセン。

給食費を免除されているのに「ガイシャ」に乗っているなんていささかウシロメタイ気がしないでもなかったが、払っているのなら多少気が楽である。
もっとも輸入車とはいえ、国産ミニバンやSUVに比べたら経済的負担は遥かに小さい。
ただし公式に貧乏と認定されているのは事実。
その点を踏まえ、身の丈にあったジドーシャ生活を心掛けて行きたい。

一頃に比べ、給食費未納のニュースが新聞紙面に踊る事は少なくなったが、未納者が減ったわけではないだろう。
ニュースバリューが無くなってきただけの事だ。
マスコミは与党の足を引っ張るのに御執心の様子。
それは脇へ置いておいて、世帯年収300万円でも輸入車を維持する一方、払うものはキッチリ払っている身としては、給食費未納者は許し難い。
このご時世、寝食に困るほど困窮する人も急増しているようだが、正しく手続きを取って公共の援助を受ければ「未払い」なんて事態に陥る事は無いはずだ。
払えないのではなく罰則が無いから払わないだけなのだ。

他人様の事をとやかく言えるほどリッパに生きている自負は無いのだが敢えて言ってしまおう。
貧乏人は清貧を旨とすべし!

私の同僚達は当然私と同程度の収入なのだが、押し並べて私よりも困窮している。
理由は絵に描いたように分かり易い。
ギャンブルだ。
少ない収入をカバーしようと競馬やパチンコに精を出している。
そもそもギャンブルという物は胴元だけが儲かるのであって、参加者が儲ける事は出来ない。
そうツッコミをいれると決まって「面白いから良いんだ」と言う答えが返ってくる。
その一方、フォルクスワーゲンを手に入れた私に向かって「金あっていいな」と宣ふのだから何をかいわんやである。
賭け事さえしなきゃクルマぐらい買えるんだよ!と言っても通じないのだ。

一攫千金を夢見る気持ちは痛いほど良く分かる(実際私もちまちまロト6を買っている)。
しかしはっきり申し上げて貧乏人にはギャンブルを楽しむ資格など無い。
アレは裕福な人が遊びで行なうものなのだ。

我が家では今後も清く正しく貧しくをモットーに暮らして行きたいと思う。
イヤもちろんビンボーだけは脱却したいんですがニィ・・・。