クロスポロにはルーフレールが標準装備されている。
シルバーに輝くそれは他のポロシリーズにはオプションでも用意されないものであり、クロスポロの楽しげな雰囲気作りに一役買っている。
前後バンパー下部、ドアミラーカバーそしてルーフレールと要所にシルバーを配する事によって外観に程よいアクセントを加えている点にも好印象が持てる。

率直に言ってカワイイ。
もしもルーフレールが無かったら随分と印象が違ってくるだろう。
ここにキャリアを取り付け、夏はロードバイク、冬はスキーを積載して各地へ出掛けたらと想像するとウキウキしてくるじゃアリマセンカ!

しかし喜んでばかりはいられない。
我が家では可愛いクロスポロを屋外保管しているのだ。
冬季は当然ながら車体の上にも雪が積もる。
それをスノーブラシという道具で払い落とすわけだが、この時ばかりはルーフレールが邪魔で仕方ない。

ルーフレールの無い車種であれば車体の右側から左側に向かってエイヤッ!と雪を押し出せるのに、クロスポロの場合はルーフレールに沿って前後に移動しながら雪掻きしなければならないのだ。
大雪の後はいささか憂鬱になる。
本格SUVと違って車高がそれほど高くないのが救いだが。

正直なところ、我が家ではルーフレールの出番は無いだろうと思う。
キャリアを購入するのも金銭的に少々キツイですし・・・。
ついでに僅かとは言え、重量面でも空力面でも不利に働いているはずだ。
いっそ最初からナシで来てくれていれば!とも思うわけである。
ネットに出回っている次期型クロスポロの画像を見ると、ルーフレールは無くなるかビルトイン型に変更されるかして、とにかく目立たない物になっているようだ。
個人的にはちょっと羨ましいナァと思う。
ただフロントマスクが少々イカツイ方向へ向かうようで。
コイツ(失礼)はいただけない。
クロスポロはファニーでなければ。
日本には輸入されなかったが丸目四灯の前期型9Nポロにはクロスポロの前進とも言える「POLO FUN」が存在した。

エクステリアに話を絞れば理想のポロである。
この外観のまま、9N後期に準じたドライブトレーンと安全装備のアップデートをしてくれていたらタマラン事になっていましたな。

大いに話が逸れましたナ。
ちょっとばかり不都合があるものの、やはりクロスポロにはシルバーのルーフレールがお似合いのようだ。
積雪地の人以外には何の問題も無いだろうし。
それにいくら雪掻きの時に邪魔だと言っても外すわけにはいくまい。
雪雲を恨めしげに見上げつつ、ルーフレールとの付き合いは続くのでアリマス。


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