ONKYO HF Playerのイコライザーを弄ること数ヶ月。
もうこれぐらいで満足しても良かろうと思い始めます。
一方、なるべく出費を抑えつつ、音質改善について「みんカラ」などで調べていると別の考えが首をもたげます。

やっぱり社外品のスピーカー使ってみたいなぁ

出所不明の安物ツイーターを全うなブランドのモノに変えたら中高音が綺麗に出るんじゃないの?
とか思ってしまうので。
何せスピーカー交換とかしたことないもんですから。
若い頃にやってみればよかったです。

それで結局、やってしまいました。

パイオニアcarrozzeria TS-F1720S
入門用のセパレートスピーカーです。

ダッシュボードの前側も剥がしてツイーターを純正ブラケットに強引に取り付け。
ついでにスカスカなダッシュボード内側もフェルトなどで遮音します。
前オーナーのやっつけ配線を利用しつつ以外と簡単に取り付けできました。
この時、ギボシ端子の加工について検索して初めて電工ペンチの正しい使い方を知りました。
学生の時に近所のオートラマ(!)でなんとなく買った工具セットに入っていた物です。
今までただのニッパーとして使っていましたw

リヤドアにはケンウッドKFC-C162を。

コアキシャルスピーカーです。
ツイーター4つもあればより綺麗に鳴るんじゃないですかねw

ケチくさい話ですが、どちらも先述の解体屋さんの半額セールで買ってきました。
ドアパネルに取り付けるためのインナーバッフルが中古では見つからず、結局新品を2組買ったのでスピーカーよりも高くついています。
特にケンウッドの方は煌びやかな青いコーンにを見て高級品だと早合点したのに、20年近く前の入門用でした。
三菱車用のコネクターが付いていたのも魅力だったのですが、コレは型が古すぎて使うことができず、コードを切断して覚えたてのギボシ加工で繋ぎました。
ありがとう、ネットの先輩達よ。

ここまでやってもiPhone×bluetoothは同じ音源のCDよりも音が痩せて感じます。
もうビョーキですね。
USB駆動のポータブルヘッドホンアンプではゲインが足りません。

ならば12ボルトで使える真空管アンプならどうか。
中華なら3000円程度で売っています。
検索すると玉石混交らしいです。
かなり熱を持つらしい事と、「真空管が切れても音が出た!」という書き込みを見て思いとどまりました。
代わりに近所のリサイクルショップでBOSCHMANN XQ-200CTRというパワーアンプを1500円で購入。

35w×2chです。
ラインアンプとして使うにはハイパワー過ぎる気もしますが、未使用新品でお買い得感があったので。
日本語の分かりやすい説明書と取り付けに必要なケーブル類が揃っていて素人の私にも1時間ほどで取り付けできました。
アイのナビに合わせてRCAケーブルを加工したりもしましたが。

コンパクトで助手席下のわずかなスペースに入りました。
配線処理が素人丸出しですね。
やはりパワーに余裕がありゲインは最小でちょうど良いです。
ダッシュボード内をいじるので、アンプへの入力を分配してiPhoneを有線でも繋げるようにしました。

全部中華、全部ピンク。

ケースも同様。
マグネット式のスマホスタンドに付属の鉄板をケースの内側に仕込んでいます。
大きなiPhone 6plusでも大丈夫です。
オーディオケーブルとLightningケーブルがテザー代わりになっていきなり吹っ飛んだりはしないでしょう。
走行中に操作しやすいようにステアリングスポークにUSBリモコンも貼り付けました。

ちょっと出っ張りますが便利です。
これはエレコム製ですね。

トヨタのカーナビアプリも入れて便利便利。

ナビと音楽再生、日差しで暑くなりますが、エアコンの風が当たるので大丈夫そう。

ここまでくるのに2年と2万円を費やしてしまいました…。
時間がかかったのは夜勤続きだったのと、自宅の駐車場が狭くて暗いので公園の駐車場での作業になったからです(ゴミだけは残してこないように留意しました)。

これは作業風景だったのです。
膝が辛いので、持参した絨毯の上で正座してました。
アイの購入時から見ると音質的には大きな変化を遂げましたが、その間、私の耳も少しずつ肥えてしまって満足には至りませんw
まだまだ試したいこともありますが、オーディオいじりは一旦終了にしました。
こういうことは30年前にやっておきたかったなぁ〜。