三菱アイの内装です。

一部グレードによってオプションのブラックインテリア。
多分、新車当時はそれなりに高級感があったのでしょう(軽自動車にしては)。
何せプレミアム軽を名乗っていたらしいですから。
悲しいかな、実際に見ると経年劣化も合ってかなり安っぽいです。
特にドアの内装パネルが灯油を入れるポリタンクそのものの質感です。

ドア内装の肘掛け部分は無塗装、梨子地仕上げの樹脂です。

体格によっては降車時にシートベルトアンカーが当たるようで傷だらけで安っぽさに拍車をかけています。
ささやかな抵抗をしてみました。

100円ショップのセリアで手に入れた木目調リメイクシートを貼ってみます。
平面にしか貼れないような注意書きがありますが、なあにドライヤーで温めれば曲面にも行けるでしょう!と根拠もなく思い込みでトライ。
結構イケルじゃん!と自画自賛。
ドア4枚分の肘掛けに貼るのに8時間を要しましたw
ここまでは良かったです。

炎天下の熱で剥がれてしまうことを心配していたのですが、予想したよりも糊が弱くて冬の寒さで縮んで合わせ目に隙間が出来てしまいました。
やはり100円で高級感を手に入れるのは無理がありましたねwww

北欧家具のような落ち着いた木目にしたいのです。
それには梨子地を平滑に磨き上げ、ベース塗装してから水圧転写フィルムで木目にした上でウレタンクリアーで表面保護という死ぬほど面倒くさい手順を踏む必要がありそうですね。
当分これで我慢していつかはと夢見るくらいにしておきます。

ファブリックのシートも薄汚れていて気になりました。
黒一色のインテリアは閉所感が強くなんとかしたいと妻も言うので、思い切ってシートカバーを購入。

ベレッツァというブランドのワイルドステッチなる商品です。
車種別の専用設計でジャストフィット。
受注生産のようで注文してから2ヶ月以上待たされました。

これで1台分17800円なのでなかなかのお得感です。

届いてすぐ喜び勇んで取り付けない方が良いと思います。
溶剤の匂いがキツイですから。
箱から出したら1週間ほど陰干ししてからの取り付けをオススメします。
取り付け時に引っ張ったら縫い目が裂けたとか、硬くてなかなか取り蹴られなかったなどの書き込みも目にしましたが、炎天下の車内に放置して柔らかくしてからなら楽勝です。
上手くいかなかった方は寒い時期に挑戦したのかも。

車内が明るくなって見た目は大満足です。
が、PVCなので〜。
寒いとカチカチ、暑いとヘニャヘニャです(こればっかりだな)。
手触りは思いっきりビニール革。
安いなりですね。

もう一つ問題がありまして。
取り付けたら明らかに車内が騒々しくなりました。
布シートのケバが吸収していた高音成分がPVCで減衰されずに反射されるからでしょう。
スエード調の方が良いのは分かっていたのですが・・・。

取り付けから2年近く。
エーモンの静音計画などで静音化に取り組んでおります。


モノによっては納期が早いようですね。