それとも始まったのか?

トヨタがマツダとハイブリッド技術について提携するそうだ。
リンク先の記事を読んだ限りでは、技術供与をするというよりも、ハイブリッド装置をマツダに売るという形になるという事か。
コンポーネントのOEM供給ですな。
これでトヨタはスケールメリットを享受できるし、マツダは完全に出遅れていたエコカー市場に参入できる。
両者バンザイ。

そう上手く行くだろうか。

Zoom-Zoomのマツダを好き好んで買っている人がトヨタ製のドライブトレーンを喜ぶとは思えない。
独自性を失ったマツダはバブル期の多チャンネル化失敗で苦境に立たされた時のように多くの顧客を失ってしまうのではないかと心配になる。
ユーノス・ロードスターで運転する楽しみを教えて貰った世代としては、マツダならではの「味」を大切にして欲しいと思うのだ。

しかし、世の中、クルマ好きばかりではない。
各社ともに、「とりあえずハイブリッドじゃなきゃ買わない」と言う顧客層を無視できない状況である。
実際にはホンダ・インサイトよりもマツダ・デミオ13C-Vの方が実用燃費が良かったりするのだが。
今やハイブリッドである事は立派なブランドなのだ。
とにかくハイブリッド車をカタログに載せたいというマツダの切羽詰った状況は理解しなければならないだろう。

BMWとともに水素エンジン車の研究開発を進めるMAZDAを応援しているだが。
時代の波は大変に厳しいようだ。
フォードがさっぱりアテになりませんしな。

このプロジェクトが大コケしない事を願うばかりである。

自分のクルマに乗れないので、ニュースばかり気になって仕方ない。
アレですよ。
エコを気にするならカタログ燃費なんかよりも燃料の総消費量を考えなくては。
エコカーをガンガン乗るより、普通のクルマをチョコっとしか乗らない方が環境に優しいですゼ。
ワタクシメこの半年でガソリンを70リットルしか消費しておりません・・・。
あー走りてぇ。



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  • 出版社/メーカー: HPIジャパン
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